今回の転職をきっかけに、鬱病からは完全に脱出できたかもしれないと思える毎日を送っています。
利用者さんから必要とされているのを日々、肌で実感できる訪問介護の仕事は心を元気にしてくれます。
これまで何度も重めの鬱病を経験してきて思うことは、治るきっかけ作りが必要だということです。
鬱病になってしまった状況と同じ状況が続いている状態で鬱が良くなることは、私の場合はありませんでした。
状況を変えるために退職する、転職する、引っ越しするなどした結果、1、2年続いた鬱から脱出することが出来ました。
一般的には、鬱病の時は正常な判断が出来ないから、引っ越しや転職や離婚など、大きな決断はくださない方が良いと聞きます。
どちらが正しいかはその時の状況や、その人の状態にもよるので答えはないと思いますが、自分自身が少しでも心安らかに暮らせる道を探すことが大切だと私は考えます。
鬱病の回復についての私の考えは以上ですが、鬱病になってしまう原因というものが私の中にいくつもあって、それを解決して再発を防がなければならないという話を今日はしたいと思います。
クソ真面目、小心者、完璧主義、理想主義、心配性、自己肯定感が低い、強度HSPなどなど、私が何度も鬱病になってしまった原因はたくさんあるのですが、今回気づいたことは、人生というマラソンを全力疾走しすぎているということでした。
人生をマラソンだと感じるかどうかは人それぞれですが、今現在の私の状況(シングルで子供2人抱えて長女を私立大に通わせないといけない)=少なくともあと4年間の私の人生はマラソンであると言えると思います。
そのマラソンのスタート地点で転職し、転職先で認められたいがために全力疾走し、早くもヘトヘトになって寝込んで仕事を休んでしまっているような状態で、4年間のマラソンを完走できるわけがない!!と気づきました。
私の目標は、職場や利用者さんから認められる前に、一週間寝込まず仕事をこなす×4年間なのだと。
体調が万全でない状況での介護は利用者さんにとって大きな迷惑や危険に繋がるという意味も込めて、4年間のマラソンを完走できるペースで働くということを第一のモットーにしたいと思います。
鬱病再発爆弾を抱えている私の場合、走らずにほぼ歩いているようなペースでマラソンするしかないのだということに45歳でやっと気づいたというお話でした。