今日から初任者研修の講習が始まりました。
朝夕の満員電車に揺られるのは二十数年ぶりで、電車の揺れに耐えて立ってることにも緊張しました。
研修には老若男女30人近く集まっていて、人数の多さにも緊張しました。
それらの緊張に、9時半から17時半までという時間の長さが加わって、初日だけでだいぶグッタリ疲れました。
でも「資格を取る」ということに一歩踏み出せたことは、私にとってとても大きなことなので、一人、じーーーんと感激しました。
前回落ちた面接で、「初任者研修なんてただ黙って座ってるだけで取れるのに、それすら持ってないの？」と偉そうに言われて、とても悔しかった気持ちも思い出しました。
良い歳して運転免許しか持っていないことを恥ずかしい、情けないとその時は思ったけど、今まで資格取得に踏み出せなかったのには理由がありました。
それは、小学生から中学卒業まで、場面緘黙症に苦しんで、緘黙を克服してからはひどい対人恐怖症に数年間苦しみ、反復性鬱病を患い仕事も長く続けることが出来なかったから。
結婚もうまくいかずシングルマザーになり、子供をここまで育て上げることがどれだけ大変なことだったかなんて、あの面接官に分かるわけがない。
そんなことをあれこれ思いながら研修の初日を終えました。一歩踏み出せた自分を自分で褒めてあげたいと思います。
今月は週3回研修に行って、週2回新しい職場で働きます。家賃も保険料も稼げないし、このタイミングで長女の大学以外のことで貯金を切り崩すなんて不安でたまらないけど、、。何ヶ月後かの未来を信じて自分に先行投資します。
