訪問介護職に就いて3ヶ月半。先日は疲れがたまって体調を崩し、仕事に穴を空けてしまいました。
いつまた鬱が再発するか分からない私が介護、ましてや訪問介護なんて出来るわけなかったんだと心底落ち込み、転職先を探す日々を送っていました。
やっと社会保険にも入れて落ち着いたのにまた転職だなんて…。長女の大学入学のタイミングで…。また次も自分に合わない職場だったら…。
悩みに悩んだ結果、転職も怖くなり何とか踏みとどまりましたが、訪問介護への情熱は消えてしまい、不安だけが膨らんでいきました。
でもそんな私を元気づけてくれるのはいつも、利用者さんたちでした。訪問しただけで喜んでくれたり、私と一緒に買い物した服を嬉しそうに着てくれたり。
日頃はコミュ障炸裂の私ですが、障がいを持って困り事を抱えている利用者さんを助けたいという目的があれば、自然と話が出来ました。
利用者さんの役に立ちたいという思いのおかげで、コミュ障を忘れさせてくれます。
緘黙や対人恐怖症で社会生活をまともに送れなかった自分と利用者さんを重ねて、あの頃の自分に手を差し伸べてあげたいと思う気持ちもあるのだと思います。
3人以上になると会話に入っていけず蚊帳の外になってしまう私にとって、一対一というのも合っていました。
そして今まで、対人恐怖症やコミュ障のせいで辞めてきた職場を思い浮かべました。
体力がないのは圧倒的に不利ですが、人間関係の悩みもなく利用者さんにも受け入れてもらえている今の職場は、私にとってベストまで行かなくてもベターであることは確かだと思えました。
幸い、身体介護は週に1回しかなくて、あとは買い物代行や掃除で、介護内容的にプレッシャーのかかる仕事はほとんどないので、今の職場でコツコツがんばるゾ。